「思いっきり挑戦させてもらえる場所」

梨本 敦ATSUSHI NASHIMOTO

高槻校 営業部 総合職 | 1999年入社

※社員の所属・役職は取材当時のものとなります。

教科を教えたい

大学3年の頃、興味のあった教育業界の説明会に参加しつつも、就職するか、大学院へ進学するか迷っていました。結局、大学院を目指すことに決め院試の勉強に取り組んだのですが、結果は不合格。結果が出たのが4回生の9月だったので、周りの友人はもう就職が決まっていて、一歩遅れての就職活動スタートとなりました。時期も遅く、もちろん不安もありましたが、院試を経て気がついたこともありました。「教科を教えたい」ということです。それからはこの想いを軸に就職活動を進めました。ゼミの教授が「ゼミのメンバー全員で一緒に旅行に行くから、それまでに就職決めて来いよ。」と、励ましてくれたこともあり、就職活動をポジティブに続けることが出来ました。そして、教科以外のことも教える学校よりも、教科の指導や成績の伸ばし方に注力できる塾での指導の方が自分には向いていると思い、日能研に就職しました。

若手時代のチャレンジ

入社して3年目の終わりに教室長に抜擢されました。教室のトップです。まだ教科も担当していなかった当時の私にとっては、大きな挑戦でした。実力不足を感じていながらも、教室長として堂々としていなければならず、悩むことも多々ありました。しかし、周りの先輩方からサポートしていただける体制は整っていたので、なんとか4年間務め上げることが出来ました。落ち込んだ時には、先輩が休みの日に連れ出してくださったこともありましたね。今となっては、良い成長の機会を与えてもらったなと思います。チャンスを与えていただいて、思いっきり挑戦させてもらえたことにはとても感謝しています。

個人に合ったキャリア形成

教室長を4年間務めたのですが、正直なところ、思うような結果を出すことが出来ませんでした。教室スタッフへと戻り、どこか後ろめたい気持ちもありました。しかし、会社もそんな私を見放すことなく、教科を持ち、社会の授業に専念するという別の立場で色々と経験させてくれました。10年間で4校を回り、様々な教室長の元で日々学びました。一度経験があるので、俯瞰して教室長のやり方を見ることが出来、新たな気付きや、勉強になることが多かったですね。

2度目の挑戦

教室長を外れて色々と経験を重ねていく中で、やはりもう一度、教室長に挑戦したいと思うようになりました。失敗したまま終わりたくないという思いが強かったですね。もう一回挑戦して、本当に自分に向いていなかったのか知りたかったんです。希望を伝えられる機会があるので、その想いを上司に伝えました。すぐに叶ったわけではありませんが、最終的にチャンスをいただくことが出来て、現在再び、教室長を務めています。

若手教育は恩返しの気持ちで

私が1年目の頃は、とにかく段取りを意識して仕事をしていました。正直にお話すると、初めのうちは早めに会社に行って仕事をしていましたね。そのおかげで、任された仕事も綿密に準備することが出来て、成功させられることが多かったです。きっとそんな私を上司が見て、しっかり評価してくれていたからこそ教室長を任せてもらえたのだと思います。今は時間内で良いパフォーマンスをすることが重視されているので、時間外に働く風習はないですが、新卒社員や若手社員が、十分な準備を出来ているのか気にかけるようにしています。準備が足りないと感じた時は早めに伝えて、なるべく自分で達成できるようサポートしています。自分も先輩から沢山恩を受けてきたので、後輩のサポートをすることで、会社や先輩へ恩返しができるよう努めています。

オフの自分・好きなこと

登山

登山やハイキングコースを歩くことが一番いい気分転換になります。登る山やコースは、心地よく汗をかくことが目的なので、体力的に無理のないところを選んでいます。途中で食べるコンビニ弁当がおいしく感じられることや、山からの眺めや自然を写真に収めることも楽しみのひとつです。